おじさんがアロマをためすブログ

アロマテラピーを勉強中。試した香りなどを日記に残していきます。

〜アロマブレンド、精油を選ぶコツ〜

こんばんは、七瀬です。

みなさんは、アロマオイル、ブレンドしてますか?


先日、夜用アロマブレンド「ラベンダー+オレンジ」の話をしました。

〜過去記事参照〜 

megurunanase.hatenablog.com

 

私にも、よく使う好きなブレンドがありまして、
ティーツリー」「プチグレイン
足湯〜軟膏まで、迷ったらこの二種類を入れちゃう。


さっぱりして季節を問わずいい香りです。
いろんな人にオススメしたい。

 

今日は、この「ティーツリー」「プチグレイン」を推しつつ、
自分なりのブレンドのコツについて書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

はじめに

私は、ブレンドが得意なわけじゃありません
アロマブレンドデザイナーの資格も持っていません。
香りに関しては、ズブの素人もいい所かもしれません。

 

でも、初心者だからこそ、
偏見のない印象でアロマを見ることができるだろう!
ということで、
自分なりに、アロマブレンドを模索しております。

 

おそらく、慣れた人には
そんなの常識じゃん」みたいなことまで書いているかもしれませんが
勉強中のおじさんが頑張って調べてると思って、
暖かく見守ってやってください。 

 

ところで「プチグレイン」ですが、

「プチグレン」とも呼ばれます。

私が使っているのは、生活の木「プチグレイン ビターオレンジ

その表記に合わせて「プチグレイン」で統一しています。

 

プチグレンで検索してもらえる様に、

これみよがしに、プチグレン表記も織りまぜる作戦。 

 

 

 

ブレンドのコツ

初心者のうちは、ブログや書籍などで、おすすめブレンド見て、

見よう見まねでやってみるのが一番カンタンですね。

 

でも、そういう情報ばかりに頼っていると

無難な情報、定番、よくある話、 どこかの記事から引用した話

だんだんと同じ様な情報ばかりで、マンネリ化してきます。

 

だんだんと同じようなブレンドに飽きてきた方、

初心者だけど、ちょっと一歩進みたい人、

人の真似するのイヤな人(私みたいな)

 

そんな人らに、失敗なく新規開拓する方法

私なりに考えたので、書いて見ます。

 

 


・まずは好きな香り同士を混ぜる

私のオススメは

ティーツリー」「プチグレイン

 

この二つは単体でも好きですし、ブレンドしても好き。

試したことがない人は、是非とも、この二つブレンドして欲しいです。

 

クリアでリラックス、

 

足湯、お風呂で使いたい香りです。

 


生活の木 エッセンシャルオイル・精油 ティートゥリー 3ml


生活の木 アロマオイル プチグレイン/プチグレン 精油 3ml

 


単体で好きな香り同士なら、

混ぜても、まずハズレはないでしょう。


好き+好き=好き」です。


まず自分の好きなアロマ精油
書き出してみてください

 

私の場合は

 

クラリセージ、プチグレインベルガモット

クローブティーツリー、シナモンリーフ

パチュリ、トンカビーンズ、ガランガル

 

などなど、甘め重め強め、リラックス系が好きだったり、

ちょっと病院ぽかったりする香りが好きです。

 

好きな精油を書き出すと、いろいろ思いつきますね。

 好きな精油同士、ブレンドして見てください。

 

 

・系統の同じもの、似たものを混ぜる

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アロマの系統は大雑把に七種類ありまして、
同じ系統同士を混ぜる、
または、隣り合った系統同士を混ぜると
違和感なくブレンドされます。

 

〜同じ系統同士の例〜

シトラス系→ オレンジスイート + レモングラス

・ハーブ系 → マジョラム    + ローズマリー

・樹木系  → ジュニパーベリー + シダーウッド(アトラス)

 

     〜隣り合った系統同士の例〜

・フローラル系+シトラス
 ゼラニウム + グレープフルーツ

・ハーブ系+樹木系
 ペパーミント + ユーカリ

・樹脂系+オリエンタル系
 フランキンセンス + サンダルウッド


系統が同じなら香りも似ているし、
似た香り同士なら、ブレンドしても違和感がない。
何をブレンドするか迷ったら
系統を見てみると参考になると思います。

また、あえて離れた系統のブレンドも面白いです。

 

 〜離れた系統のブレンド例〜

・フローラル系+スパイス系
 ラベンダー + トンカビーン

・樹脂系+シトラス
 フランキンセンス + レモン

・オリエンタル系+ハーブ系
 イランイラン + パチュリ

 

 

過去記事では、系統に関しては否定的なことを書いていますが、

今もわりと否定的です(笑)

「花の中の花」であるイランイランがフローラル系じゃないって

どういうことなんだよ!っていう。

megurunanase.hatenablog.com

 

 

 

・自分の好きな2ブレンドを覚えておく

 たとえば、私の場合だと、

 

・好きな精油である

・系統が同じである(樹木系) 

 

以上の理由から

ティーツリー

プチグレイン

ブレンドしました。

 

好きなもの同士、同じ系統同士ですから

合わないわけがない。ばっちし!

 

 

ティーツリーは風邪予防でもおなじみ。

癒し系、すっきりクリアで、ちょっとお薬〜メディカルな香り

 

プチグレインは、やさしくて暖かく、

ちょっとスパイシーで、シトラスでもありフローラルでもあり、

いろんな要素のつまった不思議な香りです。

 

この二つは、足湯でよく使います。

比較的安全で、初心者にもおすすめしたい。

 

こうやってアロマを生活に取り入れていると

「なんとなくいつも使っちゃう」「やっぱ入れておくか!」

っていう自分なりの定番アロマが出てきますね。

 

私の場合はこの「ティーツリー プチグレイン」のほか

「クラリセージ ベルガモット

「プチグレイン クラリセージ」

「クラリセージ パチュリ」

ローズマリー(シネオール) パチュリ

このへんも大好きです。

 

なぜか頭髪に良いものばかりのブレンド

ヘアケアするわけでもないのに……

多分、将来ハゲますね。

 

 

〜〜ティーツリー、プチグレインの関連記事〜〜

megurunanase.hatenablog.com

megurunanase.hatenablog.com

megurunanase.hatenablog.com

 

 

 

以下、この「ティーツリー」と「プチグレイン」を例に

おはなしを進めていきます。

 

 

 

 

・2ブレンドの片方を「別のもの」に置き換える

 

好きな2ブレンドができましたら、

そのアロマ精油の「どこが好きなのか」書き出してみましょう。

そうすると、自分の好きな香りのタイプが見えてくると思います。

 

それをもとに

ティーツリー」と「プチグレイン」の

どちらかを置き換えることを考えます。

 

 

ティーツリーを置き換える

ティーツリーと共通点のある精油を書き出してみたので、

それらと置き換えて、ブレンドの幅を広げていく作戦です。

 

 

ティーツリーのクリアな感じが好きな場合

ティーツリーは透明感のある香りです。

オフィスや病院にも使える、清潔感あふれるイメージ。

雰囲気を邪魔しない香り。悪く言えば「色がない」

イメージ通り、事実抗菌力がありますし。

 

 

●クリアなイメージの精油

レモングラス

・スイートマジョラム

ローズマリー(シネオール)

・ペパーミント

 

 

ティーツリーのスーっとするところが好きな場合

スーっとしてる精油が好きってことでしょう。

ティーツリーはどちらかというとスー成分は少ない方ですが

1.8-シネオールというスーッとする成分が確かに入っています。

成分表見て、それがあったら、だいたいスーッとします。

スーっとしている精油に置き換えてみましょう。

 

●スーっとする精油

ローズマリー(シネオール)

ユーカリ(グロブルス)

ユーカリラジアータ

・ペパーミント

・ラヴィンサラ

 

 

ティーツリーの病院っぽいところが好きな場合

 メディカルノート、薬品や病院を連想する香りといえよう。

病院の消毒液とか、正露丸ですとか、湿布とか、

そういう香りが好きな人もいるんですよ。

ティーツリーも、第一印象「石油」や「消毒液」を連想しうる香りです。

 

●第一印象が病院くさいかもしれない精油

フランキンセンス

・サンダルウッド

ローズマリー(カンファー)

クローブ

・シナモンリーフ※

・ブラックペパー※

 

※刺激すごく強い、量に注意

 

 

ティーツリーの木質感が好きな場合

ティーツリーは樹木系。フトモモ科の樹木から取れる香りです。

すこし時間が経ったあと、ほのかに樹木の香りもします。

樹木系が好きなら、ティーツリーを樹木系と置き換えてみるのも良いかもしれない。

とくに同じフトモモ科のユーカリ、マートルは、

イメージも似たところがあるであろう。

クローブもフトモモ科) 

 

●多少スーッとして樹木系な精油

ユーカリ(グロブルス)

ユーカリラジアータ

・マートル※

・シダーウッド(アトラス)

・ジュニパーベリー

・ひのき

・サイプレス

 

 ※刺激強い、量に注意

 

・プチグレインを置き換える

おなじようにプチグレインと共通点のある精油を書き出して見ます。

プチグレインは、いろんな要素がある香り。

プチグレインが好きな方は、プチグレインのどこが好きなのかで、

代用するアロマ精油も変わってくると思います。

 

 

 

・プチグレインの華やかさが好きな場合

プチグレインはビターオレンジの枝葉から抽出される香り。

ネロリと同じ原料植物ということで、ネロリとの共通成分も含む。

華やかで、ちょっと艶っぽい。あまくて官能的。

そんなフローラルと置き換えることができるはずである。

 

●濃厚なフローラル精油

・ローズアブソリュート

ジャスミン

ネロリ

・イランイラン

 

お値段が庶民的じゃない

 

 

・プチグレインのほのかな感じが好きな場合

華やかさはないけどフローラルに感じるっていう人も、正解だと思います。

フローラル感はありつつも、花じゃないし。

同じ様に、花じゃないけど、フローラル感のある精油と代替できるであろう。

 

●花じゃないけどフローラル感のある精油

・ローズウッド

ベルガモット

・トンカビーンズ※

パルマローザ

 

※光毒性あり(紫外線で変質、肌トラブルの可能性)

 

〜〜フローラルの関連記事〜〜

megurunanase.hatenablog.com

 

 

 

 

・プチグレインのさっぱりとしたシトラス感が好きな場合

プチグレインはミカン科。ダイダイ。

枝と葉にもシトラスな成分が含まれている。

強いシトラスではないが、ほのかにシトラス系といっても良い。

プチグレインと柑橘系のブレンドも、すごくよく合う。

下に書いてある代替案は、

実は相性の良い精油案でもある。

 

●弱めの柑橘系

ベルガモット

・グレープフルーツ※

・スイートオレンジ

・タンジェリン※

 

※光毒性あり(紫外線で変質、肌トラブルの可能性)

 

 

 

 

・プチグレインの木質感が好きな場合

プチグレインは樹木系。

樹木系でも、「枝と葉」から抽出された、軽い樹木系。

ヒノキのように「ザ・『木』」という感じはしないかもしれないが、

ほのかに木質感があり、気分を落ち着けてくれる香り。

 

●あたたかな樹木感のある精油

・ローズウッド

ローズマリー(ベルベノン)

・シダーウッド(バージニア

 

 

・プチグレインの香りを嗅ぐと落ち着く場合

プチグレインは、実は、

リラックスの代名詞、真性ラベンダーと同じく

成分に「酢酸リナリル」を多く含む、リラックスアロマである。

 

●ゆったりリラックスできる精油

ベルガモット

・クラリセージ

・ラベンダー

 

※光毒性あり(紫外線で変質、肌トラブルの可能性)

 

 

・プチグレインのスパイス感が好きな場合

他のブログさんでは描かれていませんが、

プチグレインはスパイシーであると、私には感じます。

わずかにワサビっぽいかんじ。

ハーブでいうと「ナスタチューム」のような雰囲気を感じる。

私はプチグレインはスパイス系のイメージです。

 

 

●スパイス系じゃないけど、スパイシーかもしれない精油

フランキンセンス

・マジョラム

●スパイス系な精油

・ブラックペパー※

・ガランガル※

ターメリック

 

※刺激強い、量に注意

 

 

 

好きな2ブレンドに、さらにもう一種類

上記の様に、好きな2ブレンドの片方を代替することで、

たくさんの組み合わせを作ることができます。

その中に、かならず、大好きなものがあるはず〜

 

大好きなものは、よくつかう。

よくつかうと、それはもう、

ブレンドというより「一つの香り」ですね。

 

ティーツリー」「プチグレイン」は

本当、いろんな人にオススメしまくりたいレベルで

大好きな香りです。

ラベンダー」「オレンジ」みたいに

商品化してくれる人、いませんかね。

 

 

ティーツリー」「プチグレイン」に

もう一種類、足してみても面白い。

 

ラベンダー、オレンジも、

違和感なくブレンドできますし、

 

上記の羅列の中から、一種類てきとうに選んで

足してみても、発見があるかもしれません。

 

 

 

ブレンドする際の注意

香りの強さが精油によって違います。

実際にブレンドしてみないと、その強さは意外とわからんもの。

 

私が注意しているものは以下の精油

 

・とにかくやたら強い

シトロネラガランガル

※シトロネラまじで強い、そりゃ虫も逃げる

 

・強い

ジャスミンネロリ、ローズ類、イランイラン、ユーカリ

 

・強くはないが、重い

クラリセージ、ゼラニウム、パチュリ、ベチバー、ターメリック

 

・実は弱い

オレンジスイート、ベルガモットユーカリ以外の樹木系、サンダルウッド、

 

・弱すぎ

ベンゾイン、トンカビーン

 

・強いんだか弱いんだか

ペパーミント

ペパーミントはブレンドするとなぜか負けるイメージ

でも肌につくとばっちり寒いので量注意だし

 

 

 

こちらのブログさん。

香りの強さ、揮発しやすさを細かくまとめて下さっています。

検索上位にいらっしゃるので、よく見てます。

msm-c.net

(勝手にリンクしてよかったかしら)

(問題ございましたら連絡ください)

(salmon_toki_coral@yahoo.co.jp)

 

 

 

以上です。

ブレンドは無限大。

(いずれ、バレリアンとか)

(とっつきづらい香りも使いこなせる様になりたい)