おじさんがアロマをためすブログ

アロマテラピーを勉強中。試した香りなどを日記に残していきます。

〜〜アロマ初心者におすすめしたい精油〜〜

アロマには興味はあるけど、

なにを買えばいいかわからない。

どう使うのかわからない。

っていう人、意外といると思います。

 

好きな香りを買えばいい!

って、簡単ではない。

いろいろあると迷ってしまうもの。 

 

今日は、初めての人にオススメできそうなアロマ精油について

アロマ知らない人にプレゼントしても良さげな精油について

書いてみます。

 

 

 〜〜目次〜〜

 

 

 

 

 

精油を安全に使う

 精油は薬ではありません、雑貨扱いです。

ですが「抽出した天然の化学物質」ですから

正しく使わなければ、危険なこともある。

最低限、以下のことにご注意ください。

 

 

●絶対に口に入れない

オレンジスイート、ベンゾイン、ペパーミントなど、

美味しそうな香りがする精油もありますが、

絶対に食品として使うべきじゃありません。

 

ペパーミント精油を紅茶に入れる、という記事をどっかで見ましたが、

ダメです。精油は飲むべきではない。

ペパーミントティーが飲みたければペパーミントティーを買ってください。

 

 

●原液を肌につけない

精油は、化学物質です

それが有効成分だとしても、かならず希釈して使うべきである。

 

多少知識がついてくると

「ガットフォセはラベンダーの原液で火傷を治療した」

とか

ティーツリーは原液でも安全」

のような情報が見つかったりしますが

 

(19世紀末ガットフォセの生きた時代に)

(現代と同じ濃度のラベンダーがあったのだろうか)

ティーツリーの原液の話は、ソースも定かではないです)

 

私は、原液で使用するべきではないという意見です。

ラベンダー、ティーツリーはたしかに比較的安全な精油ではあるが

刺激物質を含まないわけではない。

ホルモン様作用が、ないとも言い切れない。

使いたければ、自己責任で。

(原液じゃなくても効果があるなら、薄めないともったいないですし)

 

原液がついてしまったら、すぐに流水で洗い流してください

 

 

 

 

・初心者にオススメの精油は?

 〜〜〜ラベンダー〜〜〜


生活の木 ラベンダー・フランス産 真正ラベンダー (3mL) 08-449-3290[084493290]

 

リラックスの代名詞ラベンダーは、

イメージ通り、さわやかで、優しい香りです。

いわずもがな、どこ行ってもこればっかりですが、

実際に良い香りなので仕方がない。

迷ったらコレ感が強い。

 

 

 

〜〜〜オレンジスイート〜〜〜


生活の木 ブラッドオレンジ 3ml - 生活の木 [エッセンシャルオイル][アロマオイル]

フレッシュなオレンジ、そのまんま「みかん」の香りです。

そのままでも、もちろんいい香り。

「相性の悪い精油が無い」ぐらい、どれとブレンドしてもいい香り。

 

柑橘系精油は「光毒性」 が心配されますが、

オレンジスイートは、成分のほとんどがリモネンで

光毒性に関しては、それほど神経質にならなくても良い

(柑橘系ですので、光毒性がないわけではない)

(原液では使わない、肌に使った場合は日光に当たるべきではない)

 

※光毒性

紫外線で成分が変質し、皮膚刺激がでること

 

 

 

〜〜〜プチグレイン〜〜〜


アロマオイル 生活の木 プチグレイン・ビターオレンジ 3ml エッセンシャルオイル 精油

 

なにそれ?と思うかもしれないが、

ビターオレンジの枝と葉っぱから抽出された香りです。

ちょっとスパイシー、フローラル感もあり、不思議な香り。

光毒性も無く、ラベンダー並みにリラックス成分「酢酸リナリル」を多く含む。 

刺激物質も含まれていないようだし、割とオススメしたい精油である

 

過去記事も見ろ。

megurunanase.hatenablog.com

 

 

 

〜〜〜ティーツリー〜〜〜


アロマオイル 生活の木 ティートゥリー 3ml エッセンシャルオイル 精油

 

 癒し系、ちょっとスーッとして、ちょっと病院っぽい。

風邪予防として効果を期待できる抗菌力。

確かに安全で、是非是非足湯に使いたい精油です。

クリアな香りで、ビジネスシーンにも良い。

病院で使っているところもあるとのこと。

 

 

 

〜〜〜フランキンセンス〜〜〜


生活の木 フランキンセンス 精油 (オリバナム 乳香)3ml

 

一見、初心者向けではないオーラを醸し出していますが、

樹脂系の中でもっとも使いやすく、

それほどクセもなく、比較的安全かと思います。

乳香、その歴史は紀元前エジプトにまで遡る。

 

以外とスパイシーさもある。知らない人に教えてあげたい香りです。

 

 

 

 

(ちなみに私は、刺激が強いクローブ精油や)

(ライム精油が肌についても平気な人なので)

(私の体で、その精油が安全かどうか、確かめられないのです)

  

 

 

 〜超〜初心者向け、使い方

 

 スプレーを作ったりとか、化粧品作ったりっていうのは

道具も揃えないとだし、中級者以上な気がするので

買ってきたらすぐ使える使い方を書いてみます 

 

・瓶から精油を出す方法。

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蓋を開け、45度にかたむける。それだけです。

ラベンダー精油を含め、ほとんどの精油はサラサラ

一滴だけ出すのって、以外とコツがいるかもです。

 

瓶についたら、ティッシュで拭いておく。

手についたら、流水で十分に洗い流す。

 

垂直にしたり、瓶を振ってしまうと、

うまく精油が出てこなかったり、飛び散ったりして危険

 

常識? いやいや以外と盲点かも。

 

 

出し方がわかったところで、

〜超〜簡単な使い方。

 

 

 

ティッシュに数滴染み込ませて、枕元に置く

汚れてもいい皿に、ティッシュを1枚クシャクシャっと丸めたものを置き、

そこに、2〜3滴、お好きな精油を垂らしてください。

間違って5滴たれちゃっても大丈夫。

 

これだけで、まずまず芳香剤になります。

 


 

 

 風呂に4滴ほど入れる(沐浴法)

 お手軽簡単アロマテラピー。風呂に入れる。

だいたい3〜5滴入れると、ちょうどいいです

ポイントは「よくかき混ぜてから入る」こと。

初めて使う方は3滴ぐらいから初めて、ビリビリ刺激がないかどうか

確認しながら入ってください。

 

アロマの安全な利用法に改定がありました。

原液を湯に入れると分離しちゃうんですよね。

こちらをご覧ください。

megurunanase.hatenablog.com

  

お湯の温度は、38度〜39度のぬるめがオススメだが

んなもん好きな温度で入ってください。

 

 

足湯なら2滴ぐらい目安。

 注意点は、

香りが足りないからといって、足してはならないこと。

万全を期するなら必ず用法量以内におさめる。

多く使いたい場合は自己責任です。

 

 

 

ディフューザーを使う(芳香浴)


【公式】boltz アロマディフューザー 超音波 ミスト 香り 癒し オシャレ シンプル ホワイトデー ギフト お返し 女性 プレゼント スマート アロマオイル対応 美容・健康家電

 

「超音波」って書いてあるものが良いです。

ディフューザーは、アロマの香りを部屋に拡散するものです。

持っていない方は一台持っていると、いろんな香りを試せますね。

 

使い方は、説明書をごらんください。

 

ディフューザーは、初心者向けではない精油を入れても安全だし

ちょっと適当に入れちゃっても、大丈夫なところが魅力ですね。

 

 

 

 

 

初心者向けではあるが、ちょい注意なもの

・ペパーミント

とてもわかりやすい香りですが、

皮膚についたら、超絶に寒いです。

ディフューザーに入れるだけ、とかならいいけれど

風呂に入れたら、一滴でも、刺激強い。

精油の扱いに慣れてきから使ったほうがいいと思います

手軽に使いたいなら、わざわざ精油を使わんでも

歯磨き粉で、歯でも磨けばよろしいでしょう。

「ペパーミントの香りは、単離されたメントールとはちがう!!」って批判されそうだけど

それがわかるのは中級者以上ですわ。

 

 

ユーカリラジアータ

ローズマリー・シネオール

同じくスースーするので、テキトーにつかっていると失敗します。

とくに、花粉症シーズンに

「マスクにつけましょう」みたいなのを鵜呑みにして、試すと

マスクをつけていられないレベルの刺激です。目にもよくない。

 

1.8-シネオールというスースー成分は、確かに呼吸器系に良い香りと言われるが……

刺激がただただ強いです。初心者にオススメしていいのか謎です。

あと、ユーカリローズマリーは、種類がいろいろあるので

ごちゃごちゃ説明すると初心者向けではなくなる。

 

 

・レモン

レモングラス

初心者向けといっても良いのですが

特徴成分のひとつ「シトラール」が、いがいと刺激性です

お風呂で使ったりすると、敏感肌の人はビリビリするかもしれない

異常が現れたら、すぐ水で洗い流す!

レモンは光毒性あり。

 

 

ゼラニウム

・イランイラン

・クラリセージ

初心者向けと言っても良いのですが、

ホルモン様作用あり、妊娠中の方は控えたほうがいい精油

これらは、入れすぎると「くどい」香りです

好きならば良いけれど、濃い香りをずっと嗅いでいると

頭痛の原因になるかもしれない。

 

 

 

ベルガモット

おすすめしたい良い香りですが、

これも光毒性をもちます。

また柑橘系精油全体に言えることだが、

劣化が早く、使い切れずに数ヶ月置いて置くと

(だいたい2ヶ月ぐらいから)すっぱい匂いが強くなってきたりして

それは刺激が強くなってるので、使わないほうがいいです。

手放しで安全!って言い切れないので、こちらに書きました。

 

 

・シダーウッド・アトラス

・サイプレス

・ひのき

・ジュニパーベリー

・ローズウッド

・サンダルウッド

樹木系はいい香りで、比較的安全であるが

どうにも地味で、初心者にオススメっていうのとは違う気がしたので

こちらに書きました。ごめんね。

 

 

 

どうあがいても初心者向けではないもの

・ベンゾイン

・トンカビーン

ふんわりといい香りですが、

精油の粘度が、すごく高いのです。

瓶から出すのに数十秒かかるレベルです。

また、トンカビーンズは光毒性あり。

ベンゾインは水と反応し謎の沈殿を作るので、

ディフューザーにも入れないほうがいい精油です。

 

 

・シナモン

・バニラ

・クミン

クローブ

調味料っぽい名前に騙されてはいけません。

ちっとも安全ではありません。小さいショップだと売ってないレベルです。

すごく刺激が強いので、トリートメントには普通使わない。

また、精油の香りは、香辛料の香りと、ぜんぜん違います。

 

 

・ライム

柑橘系の中で、最も刺激が強いと思います。光毒性あり。

良い香りですが、初心者向けではない。

 

 

・パチュリ

・ベチバー

・キャロットシード

カモミールジャーマン

安全な精油ですが、クセのつよい強烈な香りです。

とくにカモミールジャーマンは、

ハーブティをイメージしてると夢が壊れるレベルで強烈である

これらを使い出すのは中級者以上だと思います。

 

 

 

・ローズ

ジャスミン

カモミールローマン

高い! フローラル系は高いのです。

けっして危険ではないのですが、

初心者にオススメしていいのか謎です。

これらを使い出すのは中級者以上だと思います。

 

 

 

 

以上です。

 

雑誌などで特集されているもの、

アロマショップでピックアップされているもの、

これらは、わりかし噓偽りなく、安全で使いやすいと思います。

定番」って素敵な言葉です。

 

あとは、瓶から嗅いだ香りと、実際に使用した香りは

なかなかどうして違うのも面白い。

たとえばフランキンセンスは、瓶から嗅ぐと「石油?」っぽいですが

ディフューザーで香らすと、お香〜高級化粧品のような香りです。

 

 

好きだ!と思った精油が、一番体にあった精油

私の記事は鵜呑みにせず、自身で試してみるのが、いちばんよい。

 

アロマに興味持ってくれる人が増えると、私は嬉しい。

この記事が、興味の「とっかかり」なってくれたら、私は嬉しい。