こんにちは七瀬です。
みなさんはオレンジの香り好きですか?
柑橘系は人も場所も選ばず、庶民的でいい香り。
生活でも是非取り入れたい香りですよね。
でも、なぜかアロマに傾倒した人ほど、
柑橘系、とくにオレンジの香りを使わなくなるのはなぜ?
私のまわりだけ?
今日はオレンジの精油について書いてみます。
もくじ
オレンジスイート精油とは
ミカン科の果実です。果皮を圧搾して抽出されるので、
フレッシュでジューシーなそのまんまオレンジの香り。
日本で食べられているミカンとは厳密には同種ではなく
オレンジ(Citrus Sinensis)です。
精油はオレンジ、スイートオレンジ、オレンジスイートなどと呼ばれます。
当ブログでは、生活の木エッセンシャルオイル、
またAEAJ日本アロマ協会で呼ばれている
「オレンジスイート」で統一いたします。
オレンジスイートのいいところ
生活の木 エッセンシャルオイル オレンジスイート 3ml 【RCP】
成分表(生活の木オンラインショップより引用)
ほとんど95パーセントが「リモネン」です。
オレンジは柑橘系の中でもっともリモネンを含みます。
ということは、リモネンの効果である
・防虫
・抗菌
が期待できますね。
リモネンは、洗剤やハンドソープ、
食品添加物にも使われるほど安全な物質。
気分を開放的にするほか、リラックス効果もありです。
掃除後に室内の空気をリフレッシュするのに良いですね。
ブレンドして使う場合でも、
樹木系、樹脂系とも合わせられる、
相性の悪い精油がほとんど無いないので
アロマブレンドに挑戦したい人なら、
持っていて損はない精油だと思います。
過去記事。
オレンジスイート精油の有効な使い方
オレンジスイートは香りが弱めです。
なので、軟膏や石鹸などにつかうよりも、
アロマスプレーやサシェなど
比較的多めに使う使用法が良いと思います。
アロマサシェのつくりかた
・重曹50グラムに、精油10〜15滴垂らして棒かなにかで混ぜる
・お茶パックかダシパックに詰めて、お好みの布袋に入れる。
これだけです。
アロマは息をするぐらい簡単であるべき。
ダシパックは何でもいいです。
できあがったサシェは、引き出しに入れたりトイレに置いたり。
タンスに入れる場合は、念のため衣服と接触しないように〜
防虫効果を高めるなら、ペパーミントをブレンドしてもよし。
生活の木 ペパーミント精油 3ml 天然精油 エッセンシャルオイル アロマ Peppermint
アロマスプレーのつくりかた
・スプレーボトルに無水アルコール5mlと精油10〜15滴を入れて混ぜる。
・精製水(この際水道水でもいい)を加えて50mlにする。
これだけです。
アロマは少なくとも料理より簡単であるべき。
無水アルコールは薬局でも通販でも手に入ります。
カリス エタノール植物性 100ml (無水アルコール)- カリス成城
ボトルは、ガラス製の遮光瓶が良いです。
柑橘系は劣化が早く、紫外線に弱いので。
青色ガラススプレー 50ml (ガラス製スプレー容器) 生活の木 【RCP】
とりわけ相性のいいブレンド
なので、ゼラニウムやイランイランには負けます
かき消されて消える(笑)
虫除けでよく名前の上がるシトロネラにも負ける。
スイートオレンジは、香りが弱いことを除けば
ぶっちゃけ何にでも合うんだけど、
しいてオススメするとしたら〜
同じく香りが弱めの精油
・サンダルウッド
・マジョラム
お菓子の香りっぽい香りの精油
・ベンゾイン
・ペパーミント
・トンカビーンズ
特徴的なアロマの隠し味
・ラベンダー
・クラリセージ
私がよく合わせる精油は
・マジョラム
生活の木 マジョラム精油 3ml 天然精油 エッセンシャルオイル アロマ Majoram
ハーブ調で温かみのある香り。
クリアなので自宅だけでなく、ビジネスシーンにも良いと思います。
ティーツリーと同じく抗菌作用のあるテルピネオール含み、
ティーツリーを丸くしたような優しい香りです
・フランキンセンス
生活の木 フランキンセンス精油 3ml オリバナム/乳香 天然精油 エッセンシャルオイル アロマ Frankincense
コショウのようなスパイシーな香りの中に、
化粧品のような「おこな」の香り、線香のような深い香りがあります。
高級っぽさが滲み出てますが、樹脂系の中でもっとも使いやすいと感じます。
オレンジ・マジョラム・フランキンセンスでリラックスモードです。
梅雨時期の、なんかこもりがちな室内を
ちょうどよくデオドラントしてくれる感じになりますね。
夏の寝苦しい夜にもいい。
オレンジスイートの注意点
・口に入れない
当たり前ですが、アロマオイルは雑貨であり、食品でない。
オレンジスイートって、ほんのりオレンジの香りがするけど、
だからといって、ぜったいに口にいれてはいけません。
アロマ検定の試験にも
適切な使い方を選びなさい
うがいをする(バツ)
みたいに出題されるかも。
オレンジスイートを含め、ペパーミント、ベンゾインなど
美味しそうな香りのするアロマオイルはありますが、
どのアロマオイルも飲用すべきではありません。
使用方法は、しっかりまもるべし。
生活の木アロマオイルなら購入時に必ず説明書がついてます。
・光毒性は無い?
紫外線で変質し皮膚トラブルを起こす「光毒性」があります。
ゆえに、日中での肌への使用はするべきじゃありません。
オレンジスイートに関しては、光毒性を起こす成分が無いとされていますが、
柑橘系の果皮から抽出される成分に相違ないため、
「絶対安全」と言い切れません。植物由来の天然成分ですので。
同様に、光毒性を起こす物質を除去した
念のため、日中の使用を避けたほうが無難かと思います。
また、
レジン手芸や、ネイルアートをされる方は、
紫外線ランプでの使用時に気をつけてください。
紫外線ですので。
これが不思議なんだけど、
光毒性を知らずに高濃度のベルガモット精油を使ってしまった知人は、
練り香水を使用した腕ではなく、膝の裏に湿疹ができた、そうです。
感作反応は必ずしも接触部位で起こるわけではない、のですかね。
なお筆者は皮膚トラブルを起こしたことがない。
・柑橘系は劣化が早い!
開封後半年ぐらいでダメになる、と書かれていることが多いですが、
実質2ヶ月持ちません。すっぱい匂いになってきます。
期限にこだわらず、早めに使い切ると良いです。
精油を買う際は、初めてならば3ml瓶で十分だと思います。
1滴0.05ml、3mlで60滴。
一度に5滴ぐらい使うとして、毎日使っても半月かかる。
そんなに使いますかね?
また、安売りしているものは、期限が近い可能性があります。
柑橘系に限っては、ケチらず定価で買うほうが安全です。
香りが変質してしまったものは使用せず捨てましょう。
いらない紙などにに染み込ませて、水で濡らして、
新聞紙に包んで燃えるゴミ。精油は可燃物なので火気注意。
・香りが弱い!
他の精油と比べて、かなり香りが弱いです。
なので、使用量が多くならないよう注意してください。
足りないからと言って足さない〜〜
足湯などで使う場合は、
ブレンドせずに、単体で使うほうがいいかもしれません。
過去記事
超簡単〜すぐ使える商品
精油をアルコールで溶かして〜のようなことが面倒臭い方は、
すでにスプレーになっている商品がおすすめです。
〜寝る前に枕に吹きかけて、気軽にアロマな香りを楽しむ。
オレンジの他に、
ベルガモット、ホーリーフ、グレープフルーツ、フランキンセンスを
ちょうどよくブレンドしている商品です。
オレンジって、香りが弱いために、
ガチでブレンドしようとすると、けっこうコツがいりますよね。
市販のものは、その辺バッチリブレンドされてるので良いですね(くやしい)
ホーリーフと柑橘系ってことは蚊などの虫除けにもなると思います。
カーテンに数プッシュ吹きかけてもよし。
カリス成城 夜にゆったり ピローミスト 50ml 【 あす楽 】【 カリス成城 ラベンダー オレンジ アロマ ピロースプレー ピローミスト アロマオイル 精油 】
リラックスの黄金ブレンド「ラベンダーオレンジ」です。
夜にしっかり体をリラックスモードにすることは、
認知症予防にもなるって言いますしね。
ラベンダーオレンジに関しては、過去記事があるのでどうぞ。
以上です。
オレンジ好きなのに、あまり周りに使ってる人がいない。なぜに?
オレンジは、男女問わず、場所も選ばず使えると思うし、
くどくないので邪魔にならないし。
リラックス効果・体を目覚めさせる効果両方あるため、
よくわからないモヤモヤした体調の時、よくつかいますわ。
以上です。
アロマパワーで夏を乗り切りましょう〜