おじさんがアロマをためすブログ

アロマテラピーを勉強中。試した香りなどを日記に残していきます。

〜ドットミュゼクレヨンを使ってみた〜

こんばんは、七瀬です。

絵を描くのが趣味ですが、

 

ちょっと面白い画材を見つけましたので紹介します。

 

・ドットミュゼクレヨン

 dot Musee crayon

・ドットフラワーズクレヨン

 Dot Flowers Crayon

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クレヨンです。

いろんな色が出るクレヨン。

 

今回は、この画材について、

使って見た感想、注意点など書いてみます。

 

 

 

 

 

・画材を買ったら、カラーチャートを作る〜

一種の儀式みたいなもんですが、

色鉛筆やペン、コピック、クレヨン、パステルなどは、

実際に紙に描いてみないと、色がわからないのです。

 

というわけで、ドットミュゼクレヨン、ドットフラワーズクレヨン。

収録色を、紙にまとめてみるとこんな感じです。

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ドットミュゼクレヨンは、

印象派画家クロード・モネの絵画をモチーフにした収録。

たしかに、適当に塗るだけで、元ネタ絵っぽくなるすごい色です。

黄昏ヴェネチアとかすごくね? ガチ黄昏

睡蓮ふたつは迷彩みたいでかっこいいです。

 

ドットフラワーズクレヨンは

花のイメージをクレヨンに閉じ込めたような収録になってます。

非常に複雑な色彩をしています。 

塗ってみると全然印象が違うでしょう

 

 

 

・実際に絵を描いてみる。

・ねこ

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さらさらーと、かりかりーっと、クレヨンのカドを使ってハッチング。

ワンストロークでいろんな色が出るので面白い。

偶発してできた色が意外とシックなグレイッシュ。

 

絵を描くというよりは、色を楽しみましょうぞ

ドットミュゼ「Nympheas」は、なんとも言えないリーフグリーンで存在感がある。

これは子供さんとお絵描きすれば盛り上がるでしょう。

 

 

・わんこ

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さわやかわんこ。これ4分で描いたのよ。

 

いろんな色が出ますので、

サラサラ描き流してるだけで複雑で立体的な色彩感が出せる感。

上手い人が描けば、光溢れる印象派の雰囲気が出せるでしょうね。

むしろ、効果を狙って描くよりも、

勢いでどうにかして、偶然の産物を楽しむのが正しい気がする。

 

 

 

・卑屈

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クレヨンですので、クレヨンらしい荒々しい表現もできます。

勢いよく描くのが楽しい。おもいっきり、魂で描くべし。

ぐりぐり塗り込むと、さらに色が混ざって、よりダークな雰囲気が出ますね。

とくにドットフラワーズの「マリーゴールド」、ドットミュゼの「黄昏」は

まあ鬱々しい色合いとなります。

 

スケッチブックは「マルマン、ヴィフアールの細目」ですが、

よりクレヨンの質感、力強さをだすなら「粗目」でも良いかもしれん。

マルマンのスケッチブック、よくあるやつ、あれが結構荒いので、

そっちに描けばよかったかしらね?

 

 

 

ケルベロス

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クレヨンは細部の表現に向きません。そういう画材じゃ無いので。

あらかじめ線画をペンで(これはピグメントライナー)書いておいて 

いわゆる「ぬりえ」をしてみると、こんな感じです。

 

色が煩雑になることを予想して、あまり可愛くない絵にしてみた。

 

ドットフラワーズの「チューリップ」は、見た目がポップですが、

色が混ざると茶色です。(どこがチューリップなの??)

色々色を混ぜるとたいてい茶色になるのです。

 

 

・まちぼうけ

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このクレヨンの欠点として、

一つのクレヨンに補色関係の色まで混じっているために

色をこねくり回すと、どんどん汚い色になる性質があります。

 

ということは、あまり色を使わずワンストロークで「線」の絵を描けば、

ファンシーになるかなとおもって描いたもの。 

背景は、クレヨンのエッジ(腹)で塗ってみた

いい感じのシマシマになりましたね。

 

ドットミュゼ「ジヴェルニー」、ドットフラワーズ「アサガオ」は、

グリーン〜ブルーの爽やかな色が出ますので好き。

 

またドットミュゼ「サン・ドニ通り」、ドットフラワーズ「コスモス」は

白が混じっているため、白い紙に書いていると「間隙」が生まれます。

その隙間がなかなか良い味。

 

 

 

・きになるお値段。

楽天で1000円ちょっとで買えます。

ちょっと高いですかね?

絵が好きな友達へのプレゼントにも。

ただの画材じゃなくて、これそのものがインテリアになるオシャレ感。


あおぞら ドットミュゼクレヨン Dot Musee Crayon(6色)


あおぞら ドット フラワーズ クレヨン

 

 

 

 

・この画材の注意点

数点、絵を描いてみて気づいたこと。

このドットミュゼクレヨン、ドットフラワーズクレヨンは

色の組み合わせが複雑すぎるために

混ざった色が、どうにもディープです。

子供さんや、この画材をファンタジーなものとして捉えている方は、

その書き味の「混沌」感に、驚かれるかもしれません。

 

天使か悪魔かと聞かれたら、これはもう地獄ヘルですわ。悪魔

 

 

なので、

この画材を、どなたかにプレゼントされるなら

類似商品のこちらのほうがいいかもです。

 


ドットベジタブルクレヨン


ドットフルーツクレヨン


ベステック デザート 色で遊ぶクレヨン(5色入) ジャパンカラー JPN

 

こちらは、同系色どうしの塊になっているので、

無碍に色がごちゃ混ぜになる心配が少ない〜。

 

 

このドットクレヨン、

これらはクレヨンですので、

色鉛筆のように細部は描けないし、

混色もむずかしく、消しゴムで消すのも無理。

コロリアージュ、大人の塗り絵にも不向きかと思われる

 

また、一つのクレヨンで多色が出る構造のため、

思い通りに色を調整するのは至難の技。

むしろ、色を思い通りにしたいなら、単色のクレヨン使えよって話。

 

また、長時間使っていると、指の方に色が移ってきます。

こまめに手を洗ってね。

 

色彩に触れる知育玩具としては、レベルが高すぎ、ですかね。

なかなかにエモイです。

 

子供も大人も一緒に楽しんで、

出来上がった色の感動を共有したり、

 

たのしい思い出の一つになるといいですね。

 

 

 

・まとめ

「玄人向け」だと感じました。

これを扱いこなすのは、色彩感覚が強く、熟練した絵描きさんか。

 

 どうでしょう、美術系の方へプレゼントしてみたり。

 

雑念にまみれていない子供のほうが、きっと良い絵を描くとおもいきや、

最近の幼児ときたら「描きなぐる」ということをしない。

だいたい、なんらかのキャラクターを描いてしまうもの。

このクレヨンでは、たぶん子供が思い描くピカチュウは描けません。

 

だからこそ、良いじゃん、と思う。

このクレヨンで描くのは、あなたの心そのもの。

おもいのたけを画用紙に擦り付けてみませんか。

 

もっと脳みそをどかーんと爆発させたいですね。

私も、ぜんぜん爆発してないので、爆発したいです。

 

 

以上です。

人生をカラフルに生きていたい。