おじさんがアロマをためすブログ

アロマテラピーを勉強中。試した香りなどを日記に残していきます。

〜〜桜餅の季節ですが〜〜

春めいてきたとはいえ、まだまだ寒いです。

こちらの地域は福寿草も咲いていません。

スーパーマーケットや百均は、もう春らんまんですね。

バスの窓ガラスにも桃の節句の飾りが貼られていました。

 

桜餅を見かけました。

桜餅って春らしくて、いい香りですね。

でも、この香り、必ずしも体に良い成分じゃない。

今日は桜餅についての注意点について調べてみたので、書いています。

 

 

春っぽいアロマ、トンカビーンはご存知でしょうか。

桜餅のような香りがして、ちょっと和風な感じもする。

ドクターペッパーとか、杏仁豆腐のような雰囲気もある。

 

トンカ(クマル)は中南米原産のマメ科の樹木。

精油の主成分は、ほぼ「クマリン」という物質。

 

フゼアノートを作り出す要素として香水にも使われますが、

精油は、光毒性、皮膚感作性をもつためトリートメントには向かず、

もっぱら芳香浴用ですね。

クマリンは分子が重たく、水蒸気蒸留法で得られない)

有機溶剤抽出法ということもあり、皮膚に使うのに抵抗があるかもね)

 

 

このクマリンですが、桜餅〜バニラのような香りがします。

桜餅の香り、というか、桜餅にも含まれる成分だそうです。

桜餅に入っています。

 

 

桜餅、薬と一緒に摂取しない方がいいかもですね。

 

グレープフルーツと薬を一緒に摂取してはいけない話は

わりと有名でしょうか。

これは、グレープフルーツやベルガモット、レモンなどの柑橘系に含まれる

フロクマリン類が、薬の代謝を阻害するため

一緒に摂取すると薬の効果が出すぎて危険だから、ということです。

(光毒性もあるため、アロマ精油では、これらを取り除いた)

(FCFフロクマリンフリーというものも売られています)

 

グレープフルーツだけでなく、柚子やレモンなども気をつけた方がいいですね。

アールグレイの紅茶も、ベルガモットの成分を含むためNGです

 

桜餅に含まれるクマリンにも、薬の代謝に関わる作用がある可能性があります。

桜餅と薬、気をつけてください。

お年寄りや子供さんで、薬飲んでいる方は、

薬を飲む前後2時間程度は、桜餅やめましょう。

15時のおやつに食べたなら、晩飯は17時以降で、それから薬〜。

 

 

まあ、ごく少量だから、問題ないとは思うんですけど、

きになる方のために、

思いつく限りクマリン、フロクマリンを含みそうな食品、書いてみます。

 

 

・柑橘系

ポン酢、すだち、れもん、柚子も果皮にフロクマリン類を含みます。

調味料程度に使うならいいけれど、たくさん摂取したなら、

薬は時間をあけて飲むべし。

 

梅のジュース、梅酒など

香りがクマリンに近いですね。梅にもクマリン類が含まれますので、

梅を使った飲料にも含まれる可能性があります。

そもそも薬はジュースや酒で飲むべきじゃないです。

 

十六茶爽健美茶など

アシタバ」というセリ科の草本が原料として入っている。

アシタバにもフロクマリン類が含まれます。

ごくごく少量だと思うので大丈夫かとは思いますが、

そもそも、薬はお茶で飲むべきじゃないです。

 

セリ科の植物ってどうなんだろ。

にんじん、ぱせり、せろり。

トウキを含む生薬なんかも気になってくる。

気が向いたら調べます。

 

桜餅、アーモンド、杏仁豆腐、ドクターペッパー

香りの成分としてクマリンを含む可能性があります。

お菓子の香りづけにアーモンドを使ってることがあるので、

食後に薬を飲んだなら、おやつは2時間あけてからにした方がいいですね。

 

 

 

気にしすぎでしょうか。

気にしすぎるぐらいでちょうどいいです。

テキトーに生きて、不健康とかいやですもん。

 

以上です。