おじさんがアロマをためすブログ

アロマテラピーを勉強中。試した香りなどを日記に残していきます。

【あつ森】BGMコード分析【タイトル】

こんばんは。

 

突然ですが、

あつまれどうぶつの森、発売おめでとうございます。

CMでも流れているタイトルBGM。素敵ですね。

「弾いてみた」は難しいので、

とりあえず、聞こえる範囲で耳コピしてました。

 

 弾いてみました。

megurunanase.hatenablog.com

 

 

今日は、BGMコード分析な雑記です。

さすがに今日は語りすぎてキモい。

独学した音楽理論神曲をひたすらに褒めちぎります。

私が普段、音楽を聞いている時に、

脳内がどんだけゴチャついているかわかると思います。

 

 

 

もくじ

 

 

 

 

まずはコード進行!

https://youtu.be/j6lk7SUd950

こちらを参考にしました。

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汚くてごめんねー。

俺の見てるコード譜面って、こんな感じです。

リズムで食ってるところと、だいたいのコード。

 

Dmって書いているところ、

ちょっと何のコードかわからんかったので、

Dmって書いてます。BM7/Dみたいな。

 

 

Fキー。トランペットが心に染みる。

爽やかでいいですね。

Fはパステルカラーなキーですね。

これから新しいことが起こる。っていうワクワク感と、

昔はよかったなーって思う、どこか懐かしい感。

伴奏はウクレレ?なのかな。

 

転調は、同主調平行調A♭

A♭キーはヒンヤリしてて良いですね。

ドミナントC7からシレっとD♭(A♭キーのⅣ)に移る転調はわかるけれど、

ドミナントC7を導くドッペルドミナントG7でブレイクして〜転調は、

なかなか思いつかんでしょう。

 

Fキー→A♭キー、A♭キー→Fキーの転調でぱっと思いつく曲は、

吹奏楽アレンジの宝島

ポケットビスケッツ「POWER」(これはFmかもしれん)

もっとあると思うけど、今はこれしかおもいつかん。

けっこう適当なのでおおめに見てくれ。雰囲気大事。

 

 

 

ウクレレなのかな。ウクレレっぽいパート。

 

冒頭をA。

中間部をB。

トランペットがまた現れるところをCとしてます。

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ウクレレと仮定して耳コピーするも、

ウクレレって四弦なんすけど、三和音しか聞こえないぞ。

ウクレレじゃないかも。ポロンポロンしてない。

ウクレレは独学ですが、ちょっとなら弾ける。

聞こえた3和音は、あまり難しくなく弾ける。

 

えー、なんかこういうギターあるのかな。

 

とりあえず聞こえた音は譜面に出してみるけれど、

他のパートに混じってしまって、

聞こえないところはスルーした。めんどいの。

もしや生音ではない? 説も私の中で浮上中。

 

 

 

ベース進行が神ってる件

 

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全てのコードの繋がりが意識された、

洗練されたコード進行をしています。

「濃い」ですね。

 

F→ F7/A → B♭→ B♭m/D♭→

F/C → G7 

 

トニックFから、サブドミナントB♭へ。

このB♭をスムーズに導くために、

B♭から見たドミナントF7を持ってきている。

 

オンコードなのは

このベースのが、次のコードの根音シ♭の導音なので、

半音の動きで解決し、より流動的に聞こえています。

 

B♭m/D♭はサブドミナントマイナー

 

オンコードなのは、

次のコードがC7を変形したものなので、

その根音ドを導くための、B♭mの三音レ♭を置いたと思われる。

半音の流れは、とっても流れる。

 

C7? Fじゃん! って思うかもしれませんが。

このF/Cは、トニックではないという解釈です。

F/C→C7→Fっていうカデンツがあったとしたら、

このF/CはC7が揺らいだもの。Csus4の仲間。

出どころがC7なので、C7扱いします。

 

 

半音上のレ♭じゃなくて、半音下のシで攻めることもできるぞ。

B♭/D♭をG7/Bに置き換えて編曲できる!

もしくは、せっかく短調から借用してきた雰囲気を生かして、

ベースを少し跳躍させて「E♭9」持ってくるのもオツであるぞね。

このゲームが「どうぶつの森無人島のふしぎのダンジョン

だったら、もっとセンセーショナルにベースが跳躍していたかもしれない。

 

G7は、

C7からみてドミナント

C7がすでにドミナントドミナントドミナント繋げてるの。

こういうの、ドッペルドミナントとかいいます。

 

 

普通の流れなら、この先に

C7を分解したツーファイブGm→C7

もといただのカデンツB♭→C7がくるとおもいきや、

 

なぜか!

 

G7でブレイクして、C7を経ずに、

転調してD♭に行くんですねー!!(ムツゴロウさん風)

 

雰囲気としては、海に飛び込んでヒンヤリした感じでしょうか。

地上とは違う景色が、見えますよ。ええ見えますとも。

Fキーから見ると、D♭のコードは、マイナーコードなので、

ここで暗く、深く翳っていく感じになります。

 

Aセクションで、流れるようなコード進行をしておいて、

セクションの変わり目では、こんな小技を仕込んでいるのです。

おかげでBセクションは「ガラりと雰囲気が変わりました

 

 

ベースの進行、Aセクション後半のたった3小節に、

こんなに物語が詰め込まれている。

くどいでしょうか?

 

 

 

トランペットがメロディです

 

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メインメロの楽器にトランペット持ってくるなんて、熱いですね! ワン!

Cで書いてます。B♭管の譜面欲しいですか?

twitter:@Antama_Shibaまで連絡ください。

 

音が丸いのでコルネットかもしれんけど。

 

譜面だけ見るとシンプルですけれど、

シンプルな譜面こそ難しい。

 

音域は、Cセクションの一番盛り上がるところ、

ハイベーの半音下のアーが最高音ですね。

吹奏楽の初心者にはキツい音域。

 

私トランペット吹けないけど、学生指揮だったから知ってます。

B♭管のソ(F)までは、なんだかみんな安定して吹けるのに、

それより高い音は、ハズすんですよ!

高い音キツイので他のパートの人は、責めないであげてね!

 

アルトサックスで吹こうとすると、

この最高音が、普通の運指で出せる最高音になりますね。

クラリネットなら音域広いので、余裕ですね。

フルートでも、高めの音だけど、普通に出せる音ですね。

 

この曲、Fキーってね、

いろんな楽器でコラボするときに、

みんなが弾けるキーなんよ。

これは「みんなで弾け」っていう任天堂からのメッセージなんじゃないっすかね。

 

関係ないけど、ハ音記号、便利なので流行れ。

音域の広い楽器を記譜するときに、

加線ごちゃごちゃにならずに書ける時がある。

 

 

 

 

盛り上がって楽器がふえていく!

 

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Cセクションから書いてます。

なんかアルペジオしてるんですけれど、

私の耳だと、これが限界ですね。

ギターが単音で動いているように聞こえた。

バッキングしてるのはウクレレ

 

私はギター弾きじゃないので

詳しくはわかりません。

違う動きをしているかもしれません。

ここの動きがわかる人は友達になってください。

 

 

(譜面に起こしてないけれど)

聞きなれない四度でハモってる音も聞こえる。

ヤッホー。ってかんじ。

なんの音かはわからないわけじゃないけれど、

なんかスルーしちゃった。ごめんね。

 

 

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後半の後半から、

また泣ける感じでアコーディオン入っていらっしゃる。

 

あれですね、

カッシーワさん、どうぶつの森に参戦フラグですか?

カッシーワさん、某実況者さんでいうところの

チキンカツサンド(セバスチャン)に見えてきました。 

 

この転調して、裏旋律入って盛り上がる感じ、

仲間が集まって、もりあがって。

 

 

いいですか!

 

Cセクション後半の、まさかのAキーに転調してからの

コード進行も神ってるんだぜ! ですダス!

 

A/C# → D → Esus4 → C#7/F → F#m → G69 →  A → B♭M9

 

ベースがちょっとずつ上がって上がって、

どこまで上ってくねん!

リセットさんの血圧かよ

 

A/C#はAキーのトニック。

突然転調!に聞こえないのは、

この直前のコードが、ドミナントっぽい局面で

半音違いのレから、うまいこと帰着してるからですね。

そういうのピボット転調とかいいます。 

 

オンコードなのは、次のDに繋げるため。

このDはサブドミナントなので、そのままドミナントEに流れます。

そこからF#m、ちょっと切なくマイナーに解決するのですが、

F#mから見たドミナントC#7を挟んでドラマチックに、

かつ、オンコードにすることで、ベースが半音の上昇となり、なめらか。

 

ここまでは一般人。

 

その次に、Gが来るって、だれが予想しただろう。

(ゴキ●リではありません)

Aキーから見た♭Ⅶ。Amマイナーキーからの借用であり、

ちょっとロックな感じですね。一気に夕日な感じキテます。

伏線として、FキーのドッペルドミナントG7が二回出てきているため、

あんなこともあったよね」感がすごい!

 

ゲームですから、この曲は冒頭のFキーへ、ループします。

 

そのためには、

FのドミナントC(この曲の場合は柔らかいドミナントGm7/C)を目指すわけですが、

そのCに繋がるB♭を出すのに、

 

まさか

A/C# → D → Esus4 → C#7/F → F#m → G69 →  A → B♭M9

 

そのまんま上ってくるって、面白いわ!

AキーのA/C#から、順当に上ってきて、帰着点超えて上ってきて、

例えるならば、

 

スキー旅行で、スキーリフトに乗って、

そのノリで山頂から飛行機に飛び乗って帰ってきた、

ぐらい、面白い動きだと思います。

(ちょっと大げさに言ってます)

 

 

 

 

締めも綺麗。神曲たるゆえん。

 

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聞こえづらいですが、ピアノも聞こえますね。

ピアノ音色のメーカーはわかりません。

あまり自己主張のない分厚い、まろやかってる音ですね。

この「あまり新しすぎない」の好きです。

 

 

ピアノがばっちり聞こえるのは、最後の三小節。

 

また、この暮れなずんでいく、夕焼けの海!みたいな雰囲気が終わった後に、

 

一番星みたいにきらんって入ってくるの

最後の最後、みんなが白玉ロングトーンして、

ベースも落ち着いて終わる!ってころに、

きらんって入ってくるんだぞ。

これ、一番星だべや。

 

このためにピアノ入ってきたの?

すごいよぉ。おろおろ。

 

凡夫は、曲全体の伴奏にピアノを入れるところだろう、

だがだがしかししかし、ピアノの落ち着いた音色は、

「森」感は出ても「島」感は出しづらい。

出せたとしても、もっとシットリしてしまうだろうね。

これが「ポポロク●イス外伝 海を渡る言葉」とかだったらピアノ曲でもいい。

このゲームは、牧歌的にギターでナイスチョイス。

 

 

それがさ、

 

盛り上がって、みんなが夕暮れ時に集まって、

その集まった要素の集大成で、

ピアノ、こっそりでてきてやんのー。

 

シットリを出してきやがったぞ。

夕日沈んだ感が、出まくり!

演出やばすぎ。

 

この曲が、良曲から神曲になったのは、

このピアノの一番星きらん一つの中に、

物語がこもりまくってるからだぞ。そういうとこだぞ!

 

 

 

おわりに

 

すみません。今日は、読者のことを考えた記事ではありません。

語りたいこと、ぐだぐだ語るのが好きなのです。

語りたいこと、ぐだぐだ語ってる人も好きです。

語って語って

 

音楽やってる人には、必ず音楽のルーツがあるわけですが、

私にも音楽のルーツがあるとすれば、任天堂です。

 

いやほんと、まじコード進行神ってる。

 

冷静に考えれば、よくあるコード進行かもしれないけど、

それを的確に使えるっていうのは、

優れているってことですからね。

奇を衒わずに「手垢のついてる」とは思わせない。

 

誰もが認める神曲でしょ。

そのエッセンスを、私は吸って生きていきたいんです。

だって信者だもの。

すくなくとも、私の好みをど直球にうがってきた感じです。

アナログ、アンプラグド、ナチュラル、アコースティック。

あーもう、ゲームってデジタルな世界でしょう。

でもその中で、やっぱり「等身大にリアルなもの」が

いっちゃん心に響いちゃう系男子なんだなあ。うむ。

 

 

以上です。

さすがにキモイのでこのへんにしときます。

おつかれさまでした。ご清読感謝もうしあげる。